So-net無料ブログ作成
検索選択

法隆寺に学ぶ [お出かけ]

最近ホームセンターの園芸売り場担当と話し込んでるゆつきです。

なんでもネットで検索すれば出てくる時代ですが、知りたいことは直接その道の人に聞くのが早い。すると聞いてもない事まで親切に教えてくれたりします(笑。一見蛇足っぽい事の中にも貴重な話があるのが面白い。




ある秋晴れの週末、私は奈良県の法隆寺に行ってきました。



1.JPG子供の頃社会見学や修学旅行で来たことある人は多いかも知れませんが、大人になってから自主的に来る人少ないような気もします。私は昨年に引き続き足を運んでみました。




2.JPG
有名すぎる金堂と五重塔。
私が法隆寺に興味をいだいたのは友人から勧められたある一冊の本がきっかけだったりします。




index.jpg
法隆寺の宮大工西岡さんと、彼に3度断られながらも弟子となった小川さんの言葉が綴られています。




4.JPG
建築専門家でも無い私が法隆寺の構造を語るのは控えますが、こいつは法隆寺がいかに大事か?宮大工がいかにすごいか?と言うことではなく無く生き方の本だと思いました。一節抜粋します。


『木は生きているんです。計算通りにはいかんのですわ。
一本一本、木の性質が違いますのや。そりゃ、そうですわ。
人間でも同じです。
育った場所も気候も、風当たりも日当たりも、性根もまったく違いますのや。
それをみんな同じものだと計算して、
そのうえ目の前で設計図通りに仕上げればいいと思うてます(今の建築家は)』



この本では、クセのある木はそのクセをそのまま使うと書かれていました。
私も人は同じようにあるべきなんだと思ってます。



私見ですが人それぞれクセは持っているものの、仕事の出来る人は高確率でより強いクセを持ってます。自分より優れている部下がいると妬んだり時に潰そうとしたり怠けるため部下に任せようとする愚かな上司も中にはいるかも知れません。当然社会人として必要最低限度の事は学んでもらわないといけないのですが、今って「コレはこうであるべき!!」みたいな風潮が強すぎる気がします。誤解を恐れず書くと人間のロボット化推進みたいな風潮。

文句を言う、病弱である、人見知りする、、、一見ネガティブ的なクセでも無理に殺さずそのまま活かしてやれよと。文句を言うのならその目で改善事例アホほど出せよと、病弱なら助けれてくれた仲間を助ける意味を皆に伝えてやってくれよと、人見知りするならその冷静さで人を見極める手助けしてくれよと。


この手の話を同じ境遇の方に話すと「解っちゃいるんだけどなぁ」って返答が多い。酷いのになると「あ?文句あるやつは辞めれ」と。うん、そういう考えも必要なんですが私とは向きが逆です。




6.JPG
家族に「すまん、考え事したいから1時間ほど頂戴」と言い残しそんな事を考えながら境内を歩いてました。今回は注視してた箇所もあるのですがまた機会があれば。

脳内問答過程は省きますが最終的にはいつも同じ結論に至ります。




「自分は自然に生かされているなぁ」ってこと。




これは言葉通りの意味ですがそれだけの意味ではありません。
単純な言葉ですが、熟考の末出てきた言葉です。




7.JPG
法隆寺を出る前に長老さん(だと思う)に挨拶。




9.JPG
この季節、周辺ではコスモスが綺麗でした(*´ω`*)




nice!(19)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 19

コメント 8

SHO

昔の建物は鋲釘類を使っていないのが美しいです。
宮大工の個性もそうですが技術、発想力があったからこそ
それぞれが繋がり合って1つの建物が成り立ったと想像できます。

現代の建築はすばらしい工法だと思いますが
過去の良き工法はコスト削減のため採用されない(できない)ですね。

建築は全く分かりませんが昔に建てたられた建築物を見ると
スバラシイと思いますね。
私も法隆寺へ行ってみたくなりました。
by SHO (2014-10-29 14:12) 

浜松自宅カフェ

建築史を専門に学んだ後輩から教えてもらったことです。
現代では「アーキテクト」は「建築家」と和訳されますが、アーキテクトと言う
職能は欧米のものであり、古来の日本にはありませんでした。
もし、その時代に「アーキテクトは誰だ?」と問われれば、それは
「宮大工」の棟梁と言うことになるそうです。
つまり、古来の建築行為は設計者(考える人)と施工者(作る人)が同じ
人によることを意味し、設計・施工分離ではないと言うことです。

この記事を読んで、なぜそうなのか一つ理由が見えた気がします。
建築を生産と捉えると設計と施工は分離できますが、規格品でない
自然のままの木材が建築を構成する主材料でしたから、大工さんの技量
に委ねる部分が大きいですからね。

>「自分は自然に生かされているなぁ」ってこと。
思考する際の目線の高さが、鳥を超えて宇宙レベルになると自ずと
こうなりますね~(笑)
さらに時間軸を数千年単位で移動するようになると、歴史や宗教にも
興味が移ってきて、知らないことの多さにあらためて驚きますね!
by 浜松自宅カフェ (2014-10-29 19:33) 

たいへー

今はスピードの時代だから、揃ってないと都合が悪いのでしょう。
そこにゆがみが出て、いろいろな問題が生じるのでしょう。
個人差があって当たり前なんですがね。
by たいへー (2014-10-30 05:55) 

ゆつき

SHOさん>
私は建築素人ですが、子供の頃気づかなかったことが大人になると
違う視点になっていたのが興味深いと感じました。
そうですか、現在の工法だとコスト的な問題もあるのでしょうね。

恐らく耐震基準なども満たしてないと思うのですが、事実何世紀も
乗り越えてるのは当時の宮大工の想いが詰まっているのかなぁと
感慨深くなりました。

面白いですよ法隆寺。
近くには藤ノ木古墳もありますし、境内を歩いてるとなぜか心落ち着きますw
by ゆつき (2014-10-30 16:35) 

ゆつき

自宅カフェさん>
すごく参考になりました!!
現在は設計施工分離が多いですもんね、弊社もそうです(笑
建築物って設計から施工まで一体になる共同作業だと感じていますが、
それを宮大工棟梁が全てをまとめあげる、、、その技量も当然ですが
精神力も並々ならぬものがあったんだろうと推測しています。

一人ひとりのクセを長所に変化させパズルの様にはめ込んでいく。
そして最後は大きな一枚の絵にする。
一連の流れを読んで素直に感動し、今後の仕事に活かしたいと感じた
一冊でした(*´ω`*)

あえて自然~って書きましたが、たまに自惚れてしまう自分もいたりして
初心に帰りたくなる時があるんです(笑
自分と対話出来た良き時間でした。

by ゆつき (2014-10-30 16:54) 

ゆつき

たいへーさん>
今の時代ってなんでもスピードスピードじゃないですか。
私は逆にゆっくりゆっくりでも良いじゃないかって思ったりします(笑
たいへーさんのお仕事も木を扱われていますもんね、時々仕事風景を
ブログで拝見させて頂いていますが、美しいなぁと学ばせて頂いています(*´ω`*)
by ゆつき (2014-10-30 16:56) 

深雨

縁だけ色づいてるコスモスなんて、珍しいですね!

企業社会において、透明で公正な人事評価の枠に
「人材」を当てはめようとしていくと
そうゆうふうにしかならないと思うのです。
過去の成功事例に近いキャラクターを量産すれば
効率的に儲けが出せるのかもしれないけれど
このところカフェでも主婦でも何でもいいから、
ソシキジン辞めたいなー と毎朝思ってしまうこの頃です。

やっと週末なのに、連休は雨だし(:_;)
by 深雨 (2014-10-30 23:49) 

ゆつき

深雨さん>
縁だけ違う色は珍しいって違う人からも言われました!!
なんとなく蜂を追いかけて撮影してましたが偶然の産物です(*´ω`)

組織人って組織人なんですよね。本当は個人の集まりなのに。
ってカフェでも主婦でもって、それはそれでいろいろあるぞ~と(笑

明日から雨っぽいですよね。
畑も雨だと耕せないですし、どうしましょうか。。。
良い練習でありますように(*´ω`)

by ゆつき (2014-10-31 22:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。